平屋住宅の予算を検討するなら費用相場を知ろう！間取りタイプ別に坪単価を教えます！

平屋住宅の予算を検討するなら費用相場を知ろう！間取りタイプ別に坪単価を教えます！

これから新しいマイホームを建築するにあたって、平屋住宅を希望する方もいるはずです。平屋住宅には幾つもの魅力やメリットがありますが、他方で2階建て住宅よりも、意外と費用がかかるとも言われます。そのため平屋住宅の予算を検討する場合には、まず費用相場からよく理解しておくことが求められます。まず平屋を木造建築で建てる場合、その平均の坪単価は約40万円から約60万円が一つの目安。これを鉄筋コンクリート造にしたり、特殊な素材や構造を取り入れると、それ以上の単価になるのが通常です。次に間取りタイプ別に単価を見ると、1LDKから2LDKまでが約40万円から約60万円である一方、3LDKから4LDKの広い間取りになると、約50万から約70万円へと価格帯がワンランクアップする傾向があります。さらに依頼先のハウスメーカーのタイプでも、坪単価は異なります。小規模なメーカーやローコストメーカーであれば、約22万円から約55万円で済ませることが可能ですが、大手メーカーになると約55万円から約150万円へと一気に跳ね上がります。

平屋住宅は、コスパが良く建築費用の総額が安い

平屋住宅は、一般的な2階建住宅や3階建住宅に比べてコストパフォーマンスが良く建築費用の総額安い傾向が強く、同じ延床面積でも効率的に居室を広くすることが可能です。2階建て住宅や3階建住宅は、同じ敷地面積でもより広くより多い居室の確保が可能ですが、2階3階と積み上げて行くので構造を強化する必要があり、強度の高い基礎や建築資材など建築費用が高くなってしまいます。特に重鉄骨造で3階建住宅を建築する際には、通常の基礎ではなく地中梁と呼ばれる強固な基礎を施行する必要があり、非常に建築コストがかかってしまうのが一般的です。対して、平屋住宅は、1階のみの建築なので必然的に基礎が大きくなるので基礎に対するコストパフォーマンスは良くありませんが、2階や3階に比べて構造に求められる強度が低くコストパフォーマンスが良いとされています。平屋住宅は、階段がない分だけ居室を広く取ることができる、全ての利便設備や水回りが1階に集約されているので配管や配線なども短く建築費用が安いと言えます。